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2009年01月13日(火)

『月曜祝日ノイズ劇場』名古屋 KD Japon [レポート]

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印象深い演奏会となりました。いろいろ書きたいことのあるのですがまた落ち着いて書きます。


演奏者の皆様、昨日はおつかれさまでした。そしてスティーブジャクソンのモモジさん初め、会場PAの星さん、ハポンの皆様、お世話になりました。そしてご来場くださった皆様本当にありがとうございました。久しぶりの再会もあり、帰るときは寂しくなりました!

詳しくはまた追加します。

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鈴木さんのマイカーにカーナビがついていてスムーズにK.D japonに到着。
スティーブジャクソンのリハーサル開始。二階席で聴く。少し疲れが出てうとうとしてしまうが、実はPCの内蔵マイクで録音していた。録音は禁止ですといわれても、こっそり録音していると思うほどスティーブジャクソンは気になるバンドなのです。すいません。

全員のリハーサルも終え、会場待機。開場後新作製作中の忙しい中駆けつけてくれた前田真二郎さんはじめ、「7×7」などの池田 泰教さん、上山朋子さん、山田拓生さんなど、再会できとてもうれしかったです。
ワタナベさんや新見さんとも会場でお話でき、たまにしか名古屋で演奏はできませんが、それでもこうして再会して少しでもお話しできるのはうれしいことでした。


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■みみづ
30分弱の演奏。昨日の円盤ジャンボリーでの演奏と機材的な変更もありました。鈴木さんと飛谷くんがともにギターアンプを使用するので、各自の音も個別に出すことのできる自由を得ます。実はこの編成で行うのは去年の新潟とき以来だったでしょうか。じつは音のバランスをとるのが非常に難しいです。
後悔は先に立たないのですが、PA側で、PCの音量はあげすぎるとフリーザーやチャンネル切り替え処理を加えるときのクリップノイズが大きくなって少し重たい表現になってしまいます。今回は少しそのような状態になってしまいました。
この機材編成でのライブ回数がまだ少ないということも当然あるのですが、3人の耳がそろって演奏できていたかは少し疑問です。僕の場合はアンプからの音をPCに入力されている音と勘違いしてしまうと、変化することのない音を変化させようとあれこれしてしまうことがあり、その分後手に回ってしまいます。ただ、途中PCの音が完全にクリップしてしまい数秒間PCからの音は出なかったのですが、その際にも鈴木さんと飛谷くんからのアンプからは音が出続け、緊張感の高まりを感じる部分もありました。これは今後に活かせると思います。

そういうことが重なり、それでも3人がそれぞれ手を尽くし、良い瞬間を目指したのですが結果はどうだったのでしょうか。
PAシステムも充実しているし、PAの星さんの耳もいいのでいつも助けられるのですが、今回は奇跡のような瞬間があったかと言えばそうでもなく、3人が人間的にその場その場で対処して何かをつかもうと試行錯誤する、そんなことをさらしたセッションになりました。出音としても部分的に音圧のみによる迫力が出てしまっていたのではないかということは、個人的な反省点です。この薄っぺらい迫力をいまここで鳴らしてしまっていることが少し悲しく思えました。

「引きが弱い」セッションでしたが、30分さらして、負けではなかったとは思っています。ありがとうございました。




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■濱地潤一さんソロ。
ソプラノサックスと音に干渉するライブエレクトロニクスによるソロ演奏でした。譜面台がおかれ、そこには濱地さんによる音組織のモチーフなどが書かれていました。それらのモチーフを使ってライブ上で構成しつつ楽曲を組み立てる形での演奏でした。
僕はこの演奏方法を非常に自然なものだとも感じましたし、同時に絵画的だとも思いました。例えば絵画の鑑賞は、ある絵画を前にして人の視線はあらゆる箇所に移動して絵画の細部が意識されていき、そしてまた全体が意識されるようなプロセスを踏むようですが、濱地さんがモチーフの書かれた譜面を前にしてその素材を時間軸上に再構成してみせるのにも少し近いものを感じました。
故に、濱地さんが「この作品はこの地点で今日は終わり」「終わってしまいました」といって演奏を終了させるのは非常に納得のいくもので。

演奏後半のサーキュラーブリージング・マルチフォニックスという手法で吹かれる演奏は複雑な倍音が散らばって非常にきらきらとした演奏なのですが、循環呼吸による長時間の演奏でもあって一瞬それが身体から発せられていることを忘れるのですが、でも濱地さんを観ると口や喉が非常に複雑な動きをしていて、あぁやっぱり身体だと感じます。そのぼんやりした領域がなんとも不思議で魅力的でした。


機材から出るサイン波もサックスの音とちょうどいい干渉を繰り返して、音があちこち飛ぶような感覚となり効果的でした。PAの星さんのMIXセンスだとも思いました。
もう一曲聴きたかったですが、mimizのあの長い演奏のあとで、それもやりにくかったかもしれません。申し訳なかったです。

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■スティーブジャクソン
実はスティーブジャソンのライブを生で観るのは3〜4年ぶりでした。以前の印象はゆったりとしたベースラインのループにドラムとシンセ(あるいはサックス)の旋律が半即興的に交わっていく感じの演奏で独特の揺れと安定と不安定の同居するようなバンドだったように記憶していました。
今回聴いて驚いたのは3人の使用楽器の編成は変化無いのですが、その扱い方が一段と練り込まれているように感じたことです。ヒジリさんのシンセは、その機能をもう相当熟知されているようでしたし演奏法ももはやキーボーディストでした。(以前はサックス奏者というイメージでした。今回はsaxは吹かれませんでした。)
モモジさんはベースのフレーズが進化していて、曲によってはとても早く、タイトな演奏になっていました。
曲自体もひねりの利いた展開も多く、すごい。僕はもう大満足でした。
ひょっとしてスティーブジャクソンは今後はフレーズも決め決めで、そういう路線に行くのかなと思って、新潟に戻ってリハーサル時の録音をもう一回聴いていたらそこでは全然違うことをやっていて、やっぱりスティーブジャクソンは本番の変化を大事にしているのだなと思い直しました。
ただ、その変化の精度が上がっているので、聞き手の印象としてはかっちり決められている割合が多いように感じるのでしょうか。これってすごいことではないでしょうか。

音数の少ないトリオ演奏ですが、時としてシンセが背景に回ったり3人の演奏が外に開いていくような瞬間もあり、決して一面的でない深みに触れられました。
またぜひ聴きたいです。

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リハーサル風景。

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■kikuko(vln)+村田十三(dr)+小野良子(sax)

実は不意の電話の関係で2曲編成のところ一曲目をそこそこにいったん会場の外に出てしまいました。2曲目は扉の向こうで聴いてしまい詳しくレポートすることができません。
一曲目の最初の部分のミニマルな細部を持つドローンのような演奏はもっと長く聴いていたかったです。saxの小野良子さんもこの部分で循環呼吸を使われていました。電子音になれてしまっている僕としては一瞬当たり前のように聴いているのですが、しばらくするとやっぱり「あれ?」っと思う瞬間があり、それが何よりの発見です。
即興がメインと思いますが構成も練られていて2曲目はかなりのボルテージまで上っているようでした。会場で聴けず残念でした。
同じSAXでも音色や方法論はかなり違うものだなと思いました。

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ワタナベ氏。


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左から
池田 泰教さん、
飛谷謙介(みみづ)、
鈴木悦久(スティーブジャクソン、みみづ)。

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新潟に帰ったら雪が積もっていてびっくりしました。

改めまして、出演者の皆様、ハポンの皆様おつかれさまでした。ご来場くださったお客様ありがとうございました。



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Posted by shimaf at 12時31分   トラックバック ( 0 )   コメント ( 0 )

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